top of page
検索
  • 執筆者の写真吉田直子

インテリアコーディネートの進め方

壁紙クロスを含むインテリアコーディネートをする場合の進め方を考えてみましょう。

おおまかな順番は次のように進めていきます。

1.お部屋のおおまかなイメージを決める。(イメージをつくる)


2.イメージに合ったアイテムや色を探す。(色使いを考える)


3.サンプルなどを取り寄せチェックする。

 (サンプル見本帳を使う)


4.施工する材料を決めて施工する。



(1)イメージをつくる

イメージをつくるまえにそのお部屋で なにをするのかを考えます。


眠る、勉強やパソコンをする、テレビを見る、お客様と話をする・・・ などです。

通常お部屋の用途はひとつではないので、いくつか何をしたいかあげてみましょう。

「なにをしたいか」が何種類かあがったらそのなかで、一番を決めます。

一番に決まった「何をしたいか」を中心にイメージしていきます。


次にそのときの気分を想像してみます。

落ち着いて、くつろいで、集中して、ハイテンションで・・・などです。

その気分をたしたら、お部屋のイメージの出来上がりです。

この考えたお部屋のイメージをもとに実際の色使いや素材を決めていきます。


(2)イメージに合ったアイテムや色をさがす

イメージに合わせて色使いを考えていきます。

色使いは、イメージを水彩画にたとえて考えると考えやすいです。

実際に絵を描いてみるのもよい方法です。


ここで大切なのは、好きな色があるなら積極的に使う様にすることです。

また、お気に入りの家具やアイテムがすでにあればそれを中心に考えます。


まず、ベースの色を考えます。

絵でいえば背景や大地の色になります。


お部屋では天井と壁と床になります。

ベースの色は一色(濃淡は別にして)をおおまかに決めます。


中心になる色を考えます。

水彩画なら題材になるものの色です。


お部屋ではお気に入りの家具やアイテム、好きな色のカーテンなどです。

一番最初にこの色を決めるときもあります。


最後にポイントの色を決めます。

中心になる色を引き立てる役目の色です。

このポイントとなる色は、別になくてもかまいません。


これで全体の色使いが決まりましたが、もうひとつ大切なものがあります。


素材感です。

やわらかい感じなのか、かたい感じなのか、同じ色でも素材感が違うとイメージも変わります。

イメージに限りなく近づく為に色とともに素材感も考えておきましょう。



(3)色遣いを考える

先に決めたイメージをに合わせて、色遣いを考えていきます。

水彩画にたとえて考えてみるとよいでしょう。

実際に描いてみてもよいかもしれませんね。

まず、ベースの色を考えます。

お部屋では天井、壁と床の色です。


水彩画でいえば、背景や大地の色です。

ベースは同系色にするとお部屋に統一感ができます。



次に中心になる色を考えます。

水彩画なら題材になるものの色です。

お部屋では、お気に入りの家具やアイテム

好きな色のカーテンなどです。


先にこちらを決めてから、ベースの色でもよいでしょう。


最後にポイントの色を決めます。


色を引き立てる役目の色です。

別になくてもかまいません。


例えば、黒系の中の赤。

ベージュ、ホワイト系の中のブルー。


ポイントの色は、壁紙を決めるときは決めずに、後で、インテリアを置くときに決めてもよいです。

全て同系色だと、統一感がでてよいのですがなんとなくぼんやりした印象になりがちです。


ポイントの色を入れる、もしくはベースと素材を変えるとメリハリのある印象になります。

そして、やわらい、かたいなど素材感も決めておきましょう。


(4)サンプルなどを取り寄せチェックする

メーカーや種類などもたくさんあるので、目移りしがちですよね。

でも、ここで前回までで使用する色や素材を決めていあるので

その条件にあったものを消去法によってピックアップしていきます。


ふせんを用意しましょう。


1 まず、色のみに注目し機械的にピックアップします。


2 1で選んだものの中から素材感に注目し、ピックアップします。


3 つづいてそれぞれのバランスや仕上がり具合を想像し、決定します。


4 イメージに合うものがない場合、見本帳を変更してやり直します。


まとめ

いかがでしょうか?

壁紙クロスを選ぶにしても、種類がたくさんありますので何がよいのか

途方にくれてしまうことがあります。


この順番であなたに最適な壁紙クロスを選んでいただいて

クロス張替えしてください。

閲覧数:406回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page